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今年のバレンタインデー
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いつものようにスーパーで買い物をしました。
母に頼まれて、今まで貯めた5000円分の買い物につき1回のピンクレシートで
カララララと6回のくじ引きをしました。
どうせ当たらないんだよと思いながら適当にまわすと
1、2、3、と白い玉が出て
次に、4 と赤い玉、5 と緑の玉と続きました。
内心「おっ!」と思いましたが、
当たりの行方を固唾を呑んで見守っていたレシートを握り締めた人たちが
連続して色つきの玉が飛び出したことに思わず前のめりになるのを感じて
なんとなく何食わぬ顔をしてしまいました。
そして最後6 は白の玉で締めました。
戦利品は、醤油ボトル1本、箱ティッシュ1箱、ポケットティッシュ4つ。
レジ袋に入れられたそれらを、何食わぬ顔をして受け取りました。
背中に羨みの視線を感じて。
当たりのクリスマスカラーの2つの玉は2等で醤油と3等の箱ティッシュ。
1等は何だったのかというと5000円分の買い物券です。
みんなこれらを狙い念じて挑むのですが、ほとんどの人は
参加賞つまりハズレの白い玉を出して落胆している。
この日のために、買わなくて良いものまで買いだめして
ピンクレシートをたくさん集めた人たちもいて
自分でくじを引くわけなので、その運の責任はそのお客さん側にあるわけなのだが
うちの祖母のように「毎回やってるのに頭に来たからティッシュもらわないできてやった!」
という理不尽なクレームをつける人もいる。
このような行事は田舎ならではだと思うが、スーパー業界もよく考えるもので
そんなありがたいお客さんのためにも
私の前に引いた主婦のように、ハズレティッシュ7個でカップラーメンやお菓子1つと交換することができる。
みんなやはり食べられる物の方が良いということなのだろうか。
ま、いいか。
祖母が、最終日に長蛇の列に並びながら固唾を呑んで見守ったひとりのおじいさんは
「15回も白を出していた。」そうだ。
自分よりツいてない人が存在したことを得意気に話し
人の運をネタにケラケラと笑っていた。
とばっちりを受けた店員さんには申し訳ないと思うと共に
その方の身に、くじの一等にも代え難い何か良い事が起こるよう願います。
by no5no5mi85w | 2014-02-14 19:56
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